新たなアプリケーション開発ツールと機能で、企業のイノベーション加速、組織のアジリティ向上、既存のWorkday環境からの さらなる価値創出が可能に
革新的なオーケストレーション、データロジック機能が、Workdayのデータを活用した全く新しいアプリケーション開発による個別ニーズ対応をサポート
本リリースの有効日と発信地(現地時間)
2021 年 4 月 6 日・米国発
本リリースは、米国 Workday Inc. が 2021 年 4 月 6 日(現地時間)に配信した英文リリースに基づき作成した日本語抄訳です。その内容および解釈については、英文が優先されます。
企業向けクラウド型財務・人事アプリケーションプロバイダ大手の Workday, Inc.(本社:米国カリフォルニア州プレザントン、NASDAQ:WDAY)は米国時間4月6日、Workday Extendの新機能「Workday Orchestrate」を発表しました。Workday Extendは、お客様やパートナー企業が独自のビジネスニーズに対応するためにWorkdayで提供されている機能をベースにしてアプリケーションや拡張機能を開発するソリューションです。Workday Extendの新たなオーケストレーションとデータロジック機能は、企業のデジタル化推進、新たなビジネス価値の創出、従業員のエンゲージメント改善、組織のアジリティ向上を後押しします。
高度な拡張性で組織のアジリティを向上
ビジネスはスピードが命です。企業は迅速にビジネスを進め、いち早く変化に対応しなければなりません。どの企業にも独自のデジタルプロセスやトランザクションがありますが、今日の多くの組織にとって、こうしたプロセスをサードパーティシステムに接続し統合するためには、財務や人事のデータをコアシステムの外に移動することを余儀なくされ、複雑性やコスト、リスクを増大させてしまいます。
Workday Extendは、全世界5千万人以上のWorkdayユーザーを代表するユーザーコミュニティが、Workdayのコアアプリケーション内で動作する新たなアプリケーションを素早く確実に開発することを可能にします。新たな機能を搭載したWorkday Extendは、Workdayのデータをサードパーティシステムに安全に接続しつつ、従業員のエンゲージメント改善、エクスペリエンスの合理化、ビジネスプロセスの最適化をもたらす、より高付加価値なアプリケーション開発を実現します。 この高度な拡張性はWorkday Extend独自のものであり、データのコンテキスト、プロセスフロー、ユーザーエクスペリエンス、セキュリティを維持することで、より高度なアプリケーションのエクスペリエンスを提供するという点で、Workday以外の外部システムや汎用システムとは一線を画しています。外部システムや汎用システムは、インテグレーションの再構築、インターフェースやセキュリティの合理化、複数のデータコピーの同期が必要ですが、Workday ExtendはITスタックを簡素化し、財務・人事データのセキュリティを強化することで、最小限のリスクでユーザーが既存システム環境を最適化することができます。
付加価値の高いアプリケーションエクスペリエンスを実現する、迅速なイノベーションの推進
Workday Extendのサブスクリプションに含まれる新しい「Workday Orchestrate」は、Workdayとサードパーティシステム間における財務・人事プロセスのオーケストレーションを可能にします。構築には「Orchestration Builder」を用い、ドラッグアンドドロップ方式のインターフェイスで、ロジック定義、データマッピング、変換処理など、視覚的で分かりやすいローコード開発のエクスペリエンスがもたらされます。
このWorkday Extendの追加機能は、Workdayの接続性、適応性、拡張性を向上させます。そして企業のイノベーションを加速し、スピーディな価値提供を行うことで、企業それぞれのニーズに応えます。さらには、以下のメリットも得られます。
- 新たなデジタルビジネス機能の開発を高速化:Workday Extendは、Workdayのコアアーキテクチャの原理を活用して、Workdayのデータやプロセスの迅速かつ高度な拡張を可能にします。また、Workday Extendのアプリケーションカタログには、一般的なビジネスにおけるシナリオに対応した便利なアプリケーションテンプレートやレファレンスアプリケーションが選りすぐられてカタログ化されており、すぐに設定してデプロイすることができます。Workday Extendを利用することで、開発期間を数ヶ月から数週間まで短縮し、アプリケーション開発の手間を他のソリューションと比較して最大75%削減できます。
- シンプル化とコスト削減:Workday Extend は、各種のパッチ適用の手間をなくします。アプリケーションの開発およびデプロイ用プラットフォーム、ワークフローおよびインテグレーションツール、管理システムのパッチ適用を不要にすることで、新たなアプリケーションエクスペリエンスと、従業員エクスペリエンスを提供します。テクノロジースタックのシンプル化とコスト削減で、ビジネスにより注力することができるようになります。
- データリスクの最小化:Workday Extendのアプリ開発は信頼性の高いグローバルクラウドであるWorkday Enterprise Management Cloud上で行われるため、Workday以外の外部システムにデータ移行する際のセキュリティリスクとプライバシーリスクを最小化できます。これにより、安心して開発作業に専念できます。
Workdayの最高技術責任者(CTO)、Jim Stratton(ジム・ストラットン)は、次のように述べています。「グローバル企業のお客様は、ビジネス優先のアプローチを支えるテクノロジー、つまり、競合他社との差別化を図り、既存の投資を将来にわたって維持し、革新的な新しいビジネスのやり方を実現するテクノロジーを必要としています。Workday Extendは、ITのニーズと能力の間で広がるギャップを解消し、企業が加速する変化にしっかりと安全な形で対応できるようにします。」
Sun Life社のHRテクノロジー・イノベーション部門担当ディレクター、Eric Chung(エリック・チャン)氏は、次のように述べています。「当社のチームがWorkdayのテクノロジーに精通し、そのガバナンスモデルを信頼していたおかげで、数週間でWorkday Extendによる完全なアプリケーションを開発しデプロイすることができました。確立されたデータ構造やデザインパターンを再利用できるため、Workdayでのアプリケーション開発は迅速かつ安全です。」
Netflix 社の ピープル・テクノロジー・マネージャー、Krishna Gundihithlu(クリシュナ・グンディスル) 氏は、次のように述べています。「Workday Extend を利用してストックオプションプログラム登録アプリを構築することで、ストックの登録プロセスを合理化し、財務チームへのストックオプション関連の問い合わせ数を減らすことができました。Workdayの企業管理クラウドのセキュリティとプライバシーの管理機能は信頼性が高く、不安なくこれを活用して当社独自のニーズに合致した新しいアプリを立ち上げ、Workdayに投資した以上の価値を得ることができました。」
IDC社のエンタープライズ・アプリケーションズ&デジタルコマースのプログラム担当バイスプレジデントであるMickey North Rizza(ミッキー・ノース・リッツァ)氏は、次のように述べています。「Workday Extendは、新しいWorkday Orchestrateとデータロジック機能を特長としており、Workdayの持つ力を解き放ち顧客のデジタルトランスフォーメーションを加速させ、企業に新しい可能性をもたらすという方向性を指し示しています。 Workdayの財務・人事データとプロセスの価値を顧客とパートナーに対し同様に拡大するというその目標が、本日の発表で達成されました。」
追加情報
さらに詳しい情報は、以下をご覧ください。
- 詳細はWorkdayのブログ「Workday Extendの高速化とシンプル化で実現する財務・人事向けの新たなビジネス能力の構築」(Workday CTOジム・ストラットン)
- Workday Extendデータシートもご覧ください。
- 2021年4月22日開催のウェビナー「Workdayへの投資で解き放たれる新しい価値:Workday Extendが持つパワー」にもぜひご登録ください。
将来の見通しに関する記述について
本リリースには、将来の見通しに関する記述が含まれています。とりわけ、予測された業績、業界での位置付け、製品、イノベーションやお客様の成功事例に関する記述もこれに該当します。「信じる」、「可能性がある」、「つもりである」、「予定している」、「継続する」、 「予想する」、「意図する」、「期待する」、「求める」、「計画する」、「予測する」、「見据える」、「目指す」などの文言や同様の表現は、将来見通しに関する記述を示しています。これらの将来見通しに関する記述は、リスク、不確定要素、仮定的見通しの対象となります。リスクが実際に発生した場合、また予測が誤りであると証明された場合、将来見通しに関する記述で黙示的に示された業績は、Workdayの実際の業績と著しく異なる可能性があります。リスクには、これに限りませんが、2021年 1月 31 日を末日とする Form 10-K(年次報告書)および今後適宜提出する報告書をはじめとする、米国証券取引委員会(SEC)への提出書類に記載されたリスクが含まれており、実際の業績が予測と異なる場合があります。Workdayは 本リリースを公表した後、そのような将来見通しに関する記述の更新する義務を負いません。また現在更新する意図もありません。
本書類、またWorkdayのウェブサイトやプレスリリース、パブリックステートメントに記載された、未リリースで現在利用不可能なサービス、特徴、機能、向上についての説明は、今後Workdayにより予告無く変更される可能性があり、計画どおりに提供されない、または提供されない場合があります。Workday のサービス購入を検討されるお客様は、現在利用可能なサービス、特徴、機能に基づいて購入をご判断ください。
Workday, Inc.(米国ワークデイ)について
米国ワークデイはクラウド型財務・人事用エンタープライズ アプリケーションプロバイダです。2005 年に設立された米国ワークデイは、世界最大規模の企業、教育機関、官公庁などの組織で使用されることを念頭に設計されたヒューマン キャピタル マネジメント (HCM)、ファイナンシャル マネジメント、ビジネス プランニング、および分析用アプリケーションを提供しており、中規模企業からフォーチュン 500 にランクインする大企業の 50% 以上に至るまで、幅広い組織が導入しています。
英語版ウェブサイト: http://www.workday.com/
日本語版ウェブサイト: http://www.workday.com/jp/
© . Workday, Inc. All rights reserved. Workday および Workday のロゴは、米国およびその他の地域で登録された Workday, Inc. の商標または登録商標です。その他すべてのブランドおよび製品名は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。