プレスリリース

Workday Adaptive Planning のモデリング エンジン Elastic Hypercube Technology の次世代版を発表

技術革新と組み込み型の人工知能により、ボーイング社やモンデリーズ・インターナショナル社のような大規模グローバル企業のプランニングのスケールと複雑さの拡大へ対応可能に

本リリースの有効日と発信地(現地時間)
2023 年 7 月 11 日・米国発

 

本リリースは、米国 Workday Inc. が 2023 年 7 月 11 日(現地時間)に配信した英文リリースに基づき作成した日本語抄訳です。その内容および解釈については、英文が優先されます。

企業向けクラウド型財務人事アプリケーションプロバイダ大手の Workday, Inc.(本社:米国カリフォルニア州プレザントン、NASDAQ:WDAY、以下 Workday)は、米国時間 2023 年 7 月 11 日、同社が特許を取得している Elastic Hypercube Technology (以下、EHT) の次世代版を提供開始したことを発表しました。次世代 EHT は、Workday Adaptive Planning の中核を担うインテリジェントなモデリング エンジンで、より高度なビジネス シナリオのモデリング、ビジネス ニーズの変動に対する適応、より多くのユーザーへのプランニングの拡大など、組織における要求の高まりに対応します。

昨今の経済の不確実性や市場の不安定さ、そして競争の激化により、プランニング チームは莫大な数のシナリオを考慮しながら膨大なデータセットを分析し、報告しなければなりません。データの次元の増加、新たなタイプのデータとデータ ソース、人工知能 (AI) と機械学習 (ML) の出現、ステークホルダーの増加によって、プランニングのプロセスはより一層複雑になり、プランニング ツールの使いやすさやスピード、そして拡張性がますます重要になっています。

Workday Adaptive Planning の次世代 EHT は、必要に応じてメモリやコンピューティング パワーを追加することで、複雑なモデルを効率的に計算し、その結果として動的な自動スケーリングを実現する、新たな組み込み AI とパフォーマンスの向上によって強化されています。この新しいテクノロジーは、処理スピードやパフォーマンスを犠牲にすることなく、非常に複雑な多次元プランニングの必要性に応え、多数の同時接続ユーザーをサポートできるように設計されています。

 

柔軟性と使いやすさを損なうことなく、パワーとスケールを実現

ボーイング (Boeing) 社は、Workday Adaptive Planning の導入により、それまでサイロ化されていたワークフォース プランニングを、柔軟性・一貫性・拡張性のあるソリューションへと変革しました。ボーイングでは、すべてのワークフォース データを一元管理することでプロセスを標準化し、採用情報の可視性を高めることによって、コスト削減と業務の効率化を実現しました。 ボーイングのエンタープライズ ワークフォース プランニング担当マネージャー、ジェレミー・マッキャン (Jeremy McCann) 氏は次のようにコメントしています。

「当社は、何百ものスプレッドシートを手動で管理するかわりに、Workday Adaptive Planning の柔軟なフレームワークへと移行することで、互いに切り離されたデータセットへの依存を効果的に解消し、それらデータ セットの管理にかかっていた余分なコストを削減することができました。今回の EHT のイノベーションによって、当社は長期的なビジネス戦略を実行するために必要なワークフォース構築に関するプロセスと可視性を備えていると、より自信をもって言うことができます」

また、モンデリーズ・インターナショナル (Mondelēz International) 社は、Workday Adaptive Planningを導入することで、業務をより効率的かつ迅速に行えるようになり、非生産部門のワークフォースの将来についてより戦略的に決定を下せるようになりました。
モンデリーズ・インターナショナルのファンクショナル・リーダーでパフォーマンス、報酬、ワークフォースプランニングを担当するマルセル・サクル (Marcel Sakr) 氏は次のようにコメントしています。
「大規模な組織では、プランニングがますます複雑になってきており、世界 82 カ国に 9 万人以上の従業員を擁するモンデリーズのワークフォース プランニングも例外ではありません。Workday Adaptive Planning を使用すると、多次元データを大量に分析し、詳細なレポートを数秒から数分で作成することができます。次世代 EHT の導入により、従業員レベルでの可視化が可能になり、月ごとの計画と実績の差異分析が簡素化されました。これにより、時間が節約され、分析に基づく意思決定の迅速化が実現しました」

 

パフォーマンス、スピード、スケールの強化によって、難問にも迅速な対応が可能に

次世代 EHT によって、Workday Adaptive Planning を利用するお客様には以下のような効果を実感していただけます:

  • 最適化されたスピードとパフォーマンス: Workday Adaptive Planning のレポート、ダッシュボード、シートは、非常に大規模な多次元ビューでもパフォーマンスを犠牲にすることなく、素早く開くように設計されています。EHT に組み込まれた AI は、過去の行動に基づいて予測と計算を行い、モデル全体を調査して、分析が不要な空白のデータセルを特定します。
  • より高度なユーザーの同時実行サポート: 拡張性の向上によって、さらに多くのユーザーが同時にプラットフォームにアクセスできるようになり、組織のプランニング プロセスに関わる財務や人事、その他のビジネス ユーザーの増加にも対応できます。
  • データ統合の高速化: 大量の財務情報や非財務情報のインポートとエクスポートを高速化し、完全かつ正確なモデルを実現します。

Workday の Workday Adaptive Planning 担当ゼネラルマネージャー、デニス・イェン (Dennis Yen) は次のように述べています。
「多くの組織にとって、ビジネス上の意思決定と革新との関連性を素早くモデル化し、理解する能力は、かつてないほど重要になっています。EHT の継続的なイノベーションと、EHT 内に組み込まれた AI や ML 機能の追加によって、Workday Adaptive Planning は、継続的なプランニングと会社規模でのプランニング、より深い洞察、環境のスケールに対応する性能を提供し、6,000 社を超える企業が未来をコントロールし動的なプランニングを行えるよう支援しています」

 

提供状況

次世代 EHT は、Workday Adaptive Planning をお使いのすべてのお客様にご利用いただけます。

 

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将来予想に関する記述

本プレスリリースには、Workday の 2024 年度通期のサブスクリプション収益および非 GAAP 営業利益率、第 2 四半期のサブスクリプション収益、成長、革新、顧客満足、機会、需要、戦略、投資に関する記述など、将来の見通しに関する記述が含まれています。これらの将来予想に関する記述は、現在入手可能な情報および当社の現在の信念、期待、仮定にのみ基づいています。将来予想に関する記述は、将来に関するものであるため、固有のリスク、不確実性、仮定、および予測困難な状況の変化の影響を受け、その多くは当社の管理外であることが前提です。リスクが顕在化した場合、仮定が正しくなかった場合、または予期せぬ状況の変化が生じた場合、実際の結果はこれらの将来予想に関する記述に含まれる結果とは大きく異なる可能性があり、したがって、いかなる将来予想に関する記述にも依拠しないようお願いいたします。リスクは、2023 年 4 月 30 日に終了した会計四半期のフォーム 10-Q を含む証券取引委員会 (SEC) への提出書類、および今後 SEC に適宜提出する報告書に記載されたリスクが含まれますが、これらにだけには限定されず、実際の結果が予想と異なる可能性があります。Workday は、本リリースの日付以降、そのような将来予想に関する記述を更新する義務を負わず、また現在のところ更新する意向もありません。

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英語版ウェブサイト: http://www.workday.com/
日本語版ウェブサイト: http://www.workday.com/jp/

 

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