本リリースの有効日と発信地(現地時間)
2024 年 9 月 17 日・米国発
本リリースは、米国 Workday Inc. が 2024 年 9 月 17 日(現地時間)に配信した英文リリースに基づき作成した日本語抄訳です。その内容および解釈については、英文が優先されます。
組織における人財および資金の管理を支援するソリューションプロバイダ大手の Workday, Inc. (本社:米国カリフォルニア州プレザントン、以下 Workday) は、米国時間 2024 年 9 月 17 日、次世代の Workday AI である Illuminate を発表しました。世界最大規模で高品質な 人事 および財務に関するデータセットを基盤とする Illuminate は、手作業による業務を効率化し、あらゆる従業員を支援して、ビジネス プロセス全体を変革します。
人事 および財務データとコンテキストの総合力を活用したAI
Illuminate のAIモデルは、Workday プラットフォームで処理される年間 8,000 億件以上もの業務トランザクションによりデータが高精度化されています。しかし、データだけがすべてを語るわけではありません。 Illuminate の本当の価値は、データそのものではなく、人事 および財務に関する業務プロセスの背後にある「なぜ(理由)」や「どのようにして(方法)」といったコンテキストを理解していることです。たとえば、プロセスがどのように関連しているか、関わる人やその人の役割、現在抱えているタスク、さらには過去の対話型 AI とのやりとりなどです。そうしたデータとコンテキストを強力に組み合わせることで、Illuminate は正確な意思決定を可能にし、従業員のニーズを予測して、これまで以上にパーソナライズされた体験を提供します。
Workday の最高経営責任者 (CEO) である Carl Eschenbach (カール・エッシェンバック) は次のように述べています。
「ビジネスは今、めまぐるしい転換期の中にあり、AIがもつ計り知れない 可能性に胸を躍らせる一方で、有意義な成果につながるAIの導入に苦戦しています。Workday Illuminate は、具体的なビジネス価値や、責任あるイノベーション、ユーザーを中心に据えた設計を最優先することで、企業がこれまでにない高い生産性を実現し、前進し続けていくために、 AI の可能性を最大限に引き出します」
働き方を変革する Illuminate
Illuminate は Workday プラットフォーム上のすべてのソリューションを強化し、正確な意思決定と効率化されたアクションを実現するための強力な洞察を提供します。Illuminate は、企業の飛躍的な生産性向上や大幅なコスト削減に向けて下記を実現します:
- 一般的なタスクの実行を加速する生成 AI: Illuminate は生成 AI を活用し、職務記述書や、人財に関する情報、メッセージ、ナレッジ記事、契約書などのコンテンツを迅速に作成・要約します。さらに、異常検知や、自動入力、プロンプト、文書スキャンといったインサイトや自動化ツールを提供し、タスクの効率化を向上します
- 業務フローにおけるリアルタイムの AI アシスタンスを提供: Illuminate は業務の妨げとなるものをなくし、従業員が優先すべき業務に取り組むことができるよう支援します。新たに提供される Workday Assistantは、シームレスで直感的な支援を日常的な 人事や財務に関するタスクを遂行する上で提供します。複雑な業務を進める際にリアルタイムでガイダンスを提供することで、従業員は集中すべき戦略的な業務に取り組むことができます
- AI オーケストレーションを通じたビジネス プロセス全体の変革: Illuminate は汎用的なビジネス プロセスを予測・効率化することで、働き方を変革します。これによりすべてのユーザーは、ビジネスプロセスの専門家チームがいるのと同じように、ビジネスプロセス全体を理解した AI エージェントが、ユーザの業務の支援をします。また、Illuminate は一貫してビジネス プロセス オーケストレーションを実行し、複数の AI エージェントをうまく組み合わせて、複数のプラットフォームを横断する複雑化した業務プロセスを管理します
Illuminate は、人々が重要な仕事に集中し、人にしかできないことに取り組めるよう支援します。これにより、顧客や市民、患者との時間を増やし、より創造的で意義のある仕事に取り組み、重要な同僚、チーム、ステークホルダーとの関係を築くことができるようになります。
Workday のエコシステムが強化する Illuminate の力
Illuminate は、Workday のパートナーや Workday AI Gateway を通じて開発されたさまざまな AI イノベーションをお客様が利用できるようにし、すべてのプロセスを単一のプラットフォーム上でオーケストレーションします。これにより、お客様は既存の AI 投資を活用しつつ、Illuminate の力をさらに拡張し、組織全体で価値を高め、イノベーションを実現することができます。
Cloud Wars の Bob Evans (ボブ・エバンス) 氏は次のように述べています。
「AI の急速な導入がさまざまな企業で進んでいることで、各種のAIモデルやデータパイプライン、インフラストラクチャがより複雑化してきています。AI に関するイニシアチブの管理・拡張・制御を効果的に行い、リスクを軽減しながら真の価値を確実に実現したいと考える企業にとって、部門横断的でより複雑なタスクを完了させるためには、あらゆる AI コンポーネントの連携が不可欠です。Workday Illuminate は、企業がこの AI 時代において成功するために必須となる、クロスプラットフォームの AI オーケストレーションを提供します」
提供状況
Workday Illuminate は、現在お客様にご利用いただけます。また、Workday が 3 年間にわたり推進する強力な AI ロードマップの一環として今後も進化を続けていきます。
詳細情報
- Workday の新しい AI エージェントに関する詳細をご覧ください
- AIを活用した新しいWorkdayのユーザエクスペリエンスと Workday Assistantに関する発表文(英語)をご覧ください
- Workday AI Masterclass でエンタープライズ AI の詳細をご覧ください
将来予想に関する記述
本プレスリリースには、Workday の計画、信念、期待などに関する記述を含む、将来の見通しに関する記述が含まれています。これらの将来予想に関する記述は、現在入手可能な情報および当社の現在の信念、期待、仮定にのみ基づいています。将来予想に関する記述は、将来に関するものであるため、固有のリスク、不確実性、仮定、および予測困難な状況の変化の影響を受け、その多くは当社の管理外であることが前提です。リスクが顕在化した場合、仮定が正しくなかった場合、または予期せぬ状況の変化が生じた場合、実際の結果はこれらの将来予想に関する記述に含まれる結果とは大きく異なる可能性があり、したがって、いかなる将来予想に関する記述にも依拠しないようお願いいたします。リスクは、フォーム 10-Q またはフォーム 10-K を含む最新の証券取引委員会 (SEC) への提出書類、および今後 SEC に適宜提出する報告書に記載されたリスクが含まれますが、これらにだけには限定されず、実際の結果が予想と異なる可能性があります。Workday は、本リリースの日付以降、そのような将来予想に関する記述を更新する義務を負わず、また現在のところ更新する意向もありません。
本書、Workdayのウェブサイトやプレスリリース、パブリックステートメントなどに記載された、未リリースおよび現在利用不可なサービス、特徴、機能は、今後 Workday により予告無く変更される可能性があり、計画どおりにもしくは一切提供されない場合があります。Workday のサービス購入をご検討されるお客様は、現在利用可能なサービス、特徴、機能に基づいて購入をご判断ください。
Workday, Inc.(米国ワークデイ)について
Workday は、組織にとって最も重要な資産である人事および財務管理を効果的に実行できるよう支援する、最先端のエンタープライズプラットフォームです。Workday のプラットフォームは AI を中核とし、従業員の能力向上や、仕事力の強化、永遠に前進し続ける (forever forward) ビジネスを可能にするよう構築されています。中規模企業から Fortune 500 企業に選出される企業の 60% 以上に至るまで、10,500 以上の世界中にあるさまざまな業界の企業・組織が Workday を導入しています。
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日本語版ウェブサイト: http://www.workday.com/jp/
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