プレスリリース

Workday、2024 年度第 3 四半期の業績を発表

第 3 四半期の総収入 18 億 7,000 万ドル (前年比 16.7% 増)
サブスクリプション収入 16 億 9,000 万ドル (同 18.1% 増)
12 カ月間サブスクリプション収入バックログ 60 億 5,000 万ドル (同 21.9% 増)

本リリースの有効日と発信地(現地時間)
2023 年 11 月 28 日・米国発

 

本リリースは、米国 Workday Inc. が 2023 年 11 月 28 日(現地時間)に配信した英文リリースに基づき作成した日本語抄訳です。その内容および解釈については、英文が優先されます。

企業向けクラウド型財務人事アプリケーションプロバイダ大手の Workday, Inc.(本社:米国カリフォルニア州プレザントン、NASDAQ:WDAY、以下 Workday)は、米国時間 2023 年 11 月 28 日、同年 10 月 31 日に終了した 2024 年度第 3 四半期の業績を発表しました。

 

2024 年度第 3 四半期の業績
  • 総収入は 18 億 7,000 万ドルとなり、前年同期比 16.7% 増加しました。サブスクリプション収入は 16 億 9,000 万ドルで、前年同期比 18.1% 増加しました。
  • 営業利益は 8,790 万ドル (収入の 4.7%) で、前年同期の営業損失は 2,630 万ドル、 (同マイナス 1.6%) でした。第 3 四半期の非 GAAP ベースの営業利益は 4 億 6,210 万ドル (収入の24.8%) となり、前年同期の非GAAPベースの営業利益は 3 億 1,420 万ドル (同 19.7%) でした。1
  • 2023 年度第 3 四半期の基本的および希薄化後の 1 株当たり純利益は 0.43 ドルとなり、基本的および希薄化後 1 株当たりの純損失は 0.29 ドルでした。非 GAAP ベースの基本的 1 株当たりの純利益は 1.56 ドル、希薄化後 1 株当たりの純利益は 1.53 ドルで、前年同期の非 GAAP ベースの基本的 1 株当たりの純利益は 1.01 ドル、希薄化後 1 株当たりの純利益は 0.99 ドルでした。2
  • サブスクリプションの総収入バックログは 184 億 5,000 万ドルで前年同期比 30.9% の増加となりました。12 カ月間サブスクリプション収入バックログは 60 億 5,000 万ドル、24 カ月間サブスクリプション収入バックログは 105 億 8,000 万ドルで、これはそれぞれ前年同期比 21.9% と 22.7% の増加となりました。
  • 営業キャッシュフローは 4 億 5,080 万ドルで、前年同期の営業キャッシュフローは 4 億 870 万ドルでした。フリーキャッシュフローは 3 億 9080 万ドルで前年同期は 3 億 4,980 万ドルでした。3
  • 現金および現金同等物、有価証券は、2023 年 10 月 31 日時点で 68 億 8,000 万ドルでした。

 

ニュースに関するコメント

Workday の共同CEOであるカール・エッシェンバック (Carl Eschenbach) は、以下のように述べています。 「Workday は好調な四半期を達成しました。これは様々な業種や地域の企業から寄せられる信頼が継続していることの証しです。当社の AI イノベーションや包括的なプラットフォーム取引での強み、パートナーエコシステムの拡大、さらに EMEA における四半期の年次経常収入が 10 億ドルを超えるなど、世界各地での成長による事業全体としての勢いは明らかです。今では Workday HCM のコア カスタマーは 5,000 を超え、世界中のより多くの企業のかけがえのない資産の管理に Workday を活用していただいています」

また、Workday の共同創業者兼 CEO、会長であるアニール・ブースリ (Aneel Bhusri) は以下のように述べています。「製品に直接 AI を組み込む当社の戦略に対し、お客様からは変わらず共感が寄せられています。当社のプラットフォーム戦略、比類ないデータセット、そして人間中心のアプローチへのこだわりがこれを支えています。Workday Rising では、新たに導入された一連の AI 機能を発表しました。このなかには、生成 AI と従来の AI への投資も含まれており、生産性の向上、人財の成長と維持、業務処理の合理化、より良好な意思決定を加速しようとするすべてのユーザーにとって有益なものとなるはずです。責任のある、また信頼性の高いソリューションへの取り組みによって、当社は今日の変化の激しいビジネス環境で成功するためにお客様が必要とするイノベーションを提供しています」

Workday の CFO であるゼイン・ロウ (Zane Rowe) は以下のように述べています。「当社の素晴らしい第 3 四半期の業績は、当社事業の持続性と、市場におけるファイナンシャル マネジメントと ヒューマン キャピタル マネジメントの採用が進んでいることを示しています。第 3 四半期の勢いに続き、2024 年度のサブスクリプション収入の見通しを 65 億 9,800 万ドルへ引き上げます。これは前年比 19% の増加となります。さらに、2024 年度の非 GAAP ベースの営業利益率の見通しも 23.8% へと引き上げます。当社はマージンを拡大させつつ持続的な長期成長を促進するための投資に注力しています」

 

最近のハイライト

  

業績発表カンファレンスコールの詳細

11 月 28 日、Workday は、カンファレンスコールを開催し、2024年第3四半期の業績を見直すと共に業績の見通しについて検討しました。カンファレンスコールは午後 1 時 30 分 (太平洋時間)/午後 4 時 30 分 (東部時間) に開始され、Webcast からアクセスできます。 Webcast はライブ配信ですが、ライブ配信終了後、約 90 日間は再生可能です。 Workday は重要な非公開情報を開示する手段として、また、レギュレーション FD に基づく開示義務を遵守する目的で、Workday Blog を活用しています。

1 非 GAAP ベースの営業利益の営業利益率には、株式報酬費用、社員持株の売買に関する雇用主負担の給与税関連の項目、買収関連の無形固定資産の減価償却費は含まれません。詳細については、添付財務資料の「非 GAAP 財務指標について」を参照してください。

2 非 GAAP ベースの 1 株当たり純利益には、株式報酬費用、社員持株の売買に関する雇用主負担の給与税関連の項目、買収関連の無形固定資産の減価償却費、および税効果は含まれません。詳細については、添付財務資料の「非 GAAP 財務指標について」を参照してください。

3 フリーキャッシュフローとは事業活動によってもたらされる (事業活動で使用される) ネットキャッシュから資本的支出の総額を引いたものとして定義されます。詳細については、添付財務資料の「非 GAAP 財務指標について」を参照してください。

4 Gartner 社「従業員 1,000 人以上の企業向けクラウド HCM スイート製品に関するマジッククアドラント」 Ranadip Chandra、Sam Grinter、Ron Hanscome、Chris Pang、Anand Chouksey、Josie Xing、Harsh Kundulli、David Bobo、Laura Gardiner、Hiten Sheth、Jackie Watrous、Travis Wickesberg、2023 年 10 月 18 日。

5 Gartner社「サービス主導の企業向けクラウド ERP 部門に関するマジッククアドラント」 Denis Torii、Sam Grinter、Tim Faith、Naveen Mahendra、Neha Ralhan、Robert Anderson、2023年8月29日。

  

免責事項

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非 GAAP 財務指標の利用

非 GAAP 財務指標と、GAAP に従い決定された Workday の業績の調整は、本プレスリリースの最後の、下部に示されています。この非 GAAP 財務指標の説明と経営者が各指標を用いる理由については、下部に「非 GAAP 財務指標について」と題したセクションを参照してください。レギュレーションS-Kの項目10 (e) (1) (i) (B) に規定された不合理な努力の例外に基づき、非GAAP営業利益率の将来見通しとGAAP営業利益率の将来見通しの調整表した結果は提供することはできません。非 GAAP 営業利益から除外された株式報酬費用の算定を行うには、付与された株式の数、算定不能の時価等の追加的な情報が必要となり、現実的に困難であるためです。

 

非 GAAP 財務指標について

Workday の業績について投資家その他に追加情報を提供するために、次の非 GAAP 財務指標を開示しています。非 GAAP ベースの営業利益 (損失)、および非 GAAP ベースの 1 株当たりの純利益 (損失)。Workday は、この決算公表に用いる非 GAAP 財務指標と、最も直接的に比較できる GAAP 財務指標との調整結果を提供しました。非 GAAP 営業利益 (損失) は、株式報酬費 用、 従業員持株取引に関する雇用主負担の給与税関連の項目、買収に関連する無形資産の償却費を (該当する場合は) 除外している点において GAAP と異なります。1 株当たりの非 GAAP 純利益 (損失) は、株式報酬費用、従業員持株取引に関する雇用主負担の給与税関連の項目、買収に関連する無形資産の償却費、転換社債に関連する現金以外の金利費用、および税効果を除外している点において GAAP と異なります。

Workday の経営陣はこの非 GAAP 財務指標に基づいて、社内の予算編成、予測、短期・長期の事業計画に向けて会計期間の業績を把握、比較し、また Workday の財務業績を評価します。経営陣は、この非 GAAP 財務指標が継続中の Workday のビジネスを、各期の意味のある比較と Workday のビジネスのトレンド分析を考慮する形で反映していると考えています。また、経営陣は、投資家その他が Workday の業績と今後の見通しを経営者と同じ方法で把握し評価する上で、また会計期間の業績を同業他社の業績と比較する上で、この非 GAAP 財務指標が有益な情報を投資家その他に提供していると考えています。

経営陣は、以下の要因により、GAAP ベースの要約連結損益計算書から以下の項目を除外することが、投資家その他が Workday の業績を評価する上で有効と考えています。

  • 株式報酬費用 - 株式報酬費用は従業員と役員の報酬の重要な側面ですが、経営陣は、自社のコアビジネスの長期的な業績を把握するために、また同業他社との業績の比較を容易にするために、株式報酬費用を除外することが有効と考えています。 株式報酬費用は、弊社の株価、ボラティリティと株式失権レートなど弊社がコントロールできない、また弊社の事業決定や特定の期間のパフォーマンスに一般的に関連性のない多くのファクターをもとに決定されます。さらに、株式報酬費用の金額はその受領者の最終的な受取額を反映しません。
  • その他の営業費用- その他の営業費用には、従業員持株取引に関する雇用主負担の給与税に関連する項目および買収に関連する無形資産の償却が含まれます。従業員持株取引に関する雇用主負担の給与税に関連する項目の金額は、株価およびその他弊社がコントロールできない、また事業運営に相関のないファクターに左右されます。企業結合について、通常は取得原価の一部を無形資産に配分します。配分の金額は、経営陣による仮定と見積りに基づき、償却の対象となります。無形資産に配分された取得原価の金額およびその関連の償却期間は大きく変わる可能性があり、かつ取得ごとに異なっているため、進行中の事業を反映するとは考えていません。買収に関連する無形固定資産の償却費は、これらの非GAAP指標から除外していますが、経営陣は、このような無形固定資産が購買会計の一部として計上され、収益に貢献することを投資家が理解することが重要であると考えています。
  • 税効果- 弊社は会計期間を通じてより一貫した業績を算出するために、非 GAAP の税金費用計算において長期固定予測税率を適用しています。非 GAAP の長期税率予想においては 3 年間の財務予測を用いますが、これには、株式報酬費用および関連する雇用主負担の給与税、買収関連の無形資産の償却費、負債割引および債券発行費用の償却などの直接的影響が除外されています。この予測税率では、弊社の現在の事業構造、各地域における税務ポジション、事業を展開する主要地域における重要法令などが考慮されています。2024年度および2023年度は、現在時点で入手可能な情報及びその他の要因、仮定を反映し、非 GAAP 税率の予測値を19%としました。 弊社は、 2017 年米国減税・雇用法、関連の税法の改正、地域別収入予測における重大な変更、さらには重大な買収案件の継続的な分析に基づき、必要に応じてこの税率を定期的に見直して参ります。

さらに、フリーキャッシュフローに関して、Workday の経営陣は、営業活動によるキャッシュフローを資本支出によって削減することは、投資家およびその他の人々にとって有意義であると考えています。これは、事業の継続的な運営から生み出されるキャッシュ・フローをより詳細に把握し、営業成績、資金管理、資本効率のバランスを図るものであるためです。

非 GAAP ベースの営業利益 (損失) および非 GAAP ベースの 1 株当たりの純利益 (損失)の扱いについては、これらが Workday の事業運営に影響する収支の項目すべてを反映していないため一定の制限があります。Workday は非 GAAP 財務指標と最も比較可能な GAAP 財務指標との調整を通じてこれらの制限を埋め合わせます。この非 GAAP 財務指標は、GAAP に従い講じられる対策に代わるまたは切り離すものとしてではなく、加えるべきものと捉える必要があります。さらにこの非 GAAP 財務指標は、同業他社を含めた他の企業の非 GAAP 情報と異なる可能性があるので、比較可能性についても限定的になるかもしれません。経営陣は、投資家その他の皆様に対して、ひとつの財務指標に頼るのではなく Workday の全体的な財務情報を検討するよう、お願いしています。

 

将来予想に関する記述

本プレスリリースには、Workday の 2024 年度通期のサブスクリプション収益および非GAAP営業利益率、第 3 四半期のサブスクリプション収益、成長、革新、顧客満足、機会、需要、戦略、投資に関する記述など、将来の見通しに関する記述が含まれています。これらの将来予想に関する記述は、現在入手可能な情報および当社の現在の信念、期待、仮定にのみ基づいています。将来予想に関する記述は、将来に関するものであるため、固有のリスク、不確実性、仮定、および予測困難な状況の変化の影響を受け、その多くは当社の管理外であることが前提です。リスクが顕在化した場合、仮定が正しくなかった場合、または予期せぬ状況の変化が生じた場合、実際の結果はこれらの将来予想に関する記述に含まれる結果とは大きく異なる可能性があり、したがって、いかなる将来予想に関する記述にも依拠しないようお願いいたします。リスクには以下が含まれますが、これらに限定されるものではありません: (i) 当社または当社のサードパーティプロバイダーのセキュリティ対策における違反、当社の顧客または他のユーザーの個人データへの不正アクセス、または当社のデータセンターまたはコンピューティングインフラストラクチャの運用における中断、(ii) サービスの停止、当社のアプリケーションの展開の遅延、および当社のアプリケーションが適切に動作しないこと、(iii) インフレおよび金利上昇を含む最近のマクロ経済事象が当社の事業、ならびに当社の顧客、見込み客、パートナー、およびサービスプロバイダーに与える影響、(iv) 当社の成長を効果的に管理する当社の能力、 (v) 価格圧力、業界再編、競合他社や新規アプリケーションの参入、技術の進歩、競合他社によるマーケティング活動などの競争要因、(vi) エンタープライズ・クラウド・アプリケーションおよびサービス市場の発展、(vii) 新機能、機能強化、修正、機械学習や人工知能などの基盤技術の受容を含む、顧客や個人による当社のアプリケーションおよびサービスの受容、(ix) 機械学習や人工知能など、新しく進化する技術に関連する規制リスク、 (x) 収益のさらなる成長を促進するためのパートナー・ネットワークへの依存、 (xi) 一般的な経済または市場環境の不利な変化、(xii) 当社の国内および国際的な事業に関連する規制、経済、政治的リスク、(xiii) 情報技術支出の遅延または削減、(xiv) 当社のサブスクリプションモデルにより当社の業績に直ちに反映されない可能性のある売上高の変化。Workday の業績に影響を与える可能性のあるこれらのリスクおよびその他のリスクに関する詳細情報は、2023 年 10 月 31 日に終了した会計四半期の フォーム 10-Q を含む証券取引委員会 (SEC) への提出書類、および今後 SEC に適宜提出する報告書に記載されたリスクが含まれますが、これらにだけには限定されず、実際の結果が予想と異なる可能性があります。Workday は、本リリースの日付以降、そのような将来予想に関する記述を更新する義務を負わず、また現在のところ更新する意向もありません。

本書、Workdayのウェブサイトやプレスリリース、パブリックステートメントなどに記載された、未リリースおよび現在利用不可なサービス、 特徴、機能は、今後 Workday により予告無く変更される可能性があり、計画どおりにもしくは一切提供されない場合があります。Workdayのサービス購入をご検討されるお客様は、現在利用可能なサービス、特徴、機能に基づいて購入をご判断ください。

  


Workday, Inc.(米国ワークデイ)について

米国ワークデイはクラウド型財務人事用エンタープライズ アプリケーションプロバイダです。2005 年に設立された米国ワークデイは、世界最大規模の企業、教育機関、官公庁などの組織で使用されることを念頭に設計されたヒューマン キャピタル マネジメント (HCM)、ファイナンシャル マネジメント、ビジネス プランニング、および分析用アプリケーションを提供しており、中規模企業からフォーチュン 500 にランクインする大企業の 50% 以上に至るまで、幅広い組織が導入しています。

英語版ウェブサイト: http://www.workday.com/
日本語版ウェブサイト: http://www.workday.com/jp/

 

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